処理目的に応じて、様々なタイプのベンチプラント、パイロットプラント(ここまでQ11に示す試験装置)、実工業処理プラント(本回答の実用装置)の製作が可能です。装置が大きくなると、 大気中に放出するCO₂の量が多くなるため、冷却・液化して右図に示しますようにCO₂を循環して再使用します。右図では示していませんが、極性物質としての水などのエントレーナ(助剤)の供給や処理容器(抽出槽)での循環量を確保するための 循環ポンプなど目的に応じて機器が追加されます。
処理容器のサイズ(Q13)、CO₂の供給・回収(Q15)、法適用・温暖化ガスなど(Q16) は他のアンサーを参照下さい。
当社の納入事例として、以下があります。
- 超臨界CO₂抽出プラント 抽出槽 250 Liter x 2基、運転最大圧力 50MPa
- 超臨界CO₂抽出プラント 抽出槽 380 Liter x 1基、運転最大圧力 38MPa
- 超臨界CO₂抽出プラント 抽出槽 500 Liter x 3基、運転最大圧力 30MPa