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超臨界状態で試験するには、被処理物を収納する処理容器(Q12の右図”抽出槽”)、CO₂を所定試験圧(5~45MPa程度)まで昇圧するCO₂ポンプ、所定温度 (20~150℃程度)まで昇圧する加熱器、処理した後にCO₂と抽出物等を分離する分離槽とCO₂ボンベが最低必要です。

抽出などの処理目的に応じた被処理物の必要最小サイズにより、処理容器の容量を決め、それに応じて、その他の仕様を決めるのが一般的です。例えば、超臨界の処理状態を観察したい場合(~27MPa)は、 上記のQ2写真に示すガラス窓付きセルを処理容器として使用します。5ccから、被処理物の必要に応じたサイズの処理容器とシステムの製作が可能です。試験装置の場合は、Q12に 示すようなCO₂を冷却して回収する事は、経済性より一般的には行いません

当社にて使用可能な試験装置は、Q2を参照下さい。当社製作の代表的な試験装置の例として以下のものがあり、その他様々な試験目的用で製作した試験装置の例をこちらに示します。

超臨界抽出パイロット装置
50MPa、80℃、30 Liter

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